レコメンドエンジンとは、ネットショップの商品ページで「この商品を見ている人はこの商品を見ています」など、ユーザーのアクセスログを集計して、ページに関連する商品をレコメンデーション(推奨)する機能です。
レコメンドエンジンを有効活用して効果を上げているネットショップとしてはamazon.comなどが有名です。「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と表示されるあの機能の事です。
レコメンドエンジンを活用しないで同じ効果を発揮するには、手動で関連商品を割当していく形になります。しかし、レコメンドエンジンでは全自動でレコメンドするため、運営効率を格段に向上させます。
また、ユーザーの行動ログに従ってレコメンデーション(推奨)するため、手動登録よりも売上貢献する可能性が高まります。
ランキング表示/カテゴリーフィルター
レコメンドエンジンで収集する行動ログは各商品のアクセス数も保存しています。そのため、ネットショップ全体で一番見られている商品のランキング表示や、カテゴリーでフィルタリングしたカテゴリー毎のランキング表示などにも活用できます。
レコメンドエンジンはユーザー個別の閲覧履歴も収集します。掲載点数の多いネットショップではユーザーが商品を閲覧している内に、購入意思が高くなった商品を、もう一度見つけることができなくなることがあります。レコメンドエンジンでは、閲覧履歴(あなたはこの商品を見てきました)と表示できますので、商品がもう一度見つけることができなくなった事で発生する機会ロスを低減することができます。
レコメンドエンジンは、商品の在庫データも収集しています。この事により、在庫切れをした商品のレコメンデーション(推奨)をスキップすることができます。手動で関連商品を割当ている場合、レコメンデーション(推奨)された商品が在庫切れしてしまい、ユーザーの満足度が下がることで発生する機会ロスを低減することができます。
一般的にはレコメンドエンジンの相場は月額10万円~という高価のサービスになってます。一般的なレコメンドエンジンが高価になる理由としては、月間200万PV(ページビュー)という膨大なPVを処理することを前提としたサービス設計になっているからです。
そこで、SaaS型レコメンドエンジン「楽レコ」では月間PV15万~の小中規模のネットショップにも導入しやすいような低価格な価格設定と、PVの増加に合わせた従量課金制のサービスになっています。